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ハネのない風力発電に、期待はフル回転!

今日は気になる記事第2弾といたしまして投稿致します

欧米を中心に活躍している、 発電スタイルが風力発電。 現在、日本では火力発電が 発電の割合の多くを占めています。

今回、最先端の風力発電を展開している、 Vortexに注目してみました。

ブレード(ハネ)のない風力発電機を、皆さんは見たことがありますか? 日本在住の方々なら、おそらく見たことがないのはもちろん、想像できない人が多いはずです。   まず一つ目の理由としては、これが最大の理由とも言えますが、日本において海外ほど風力発電所がポピュラーではないからです。ご存知かと思われますが、日本の発電は火力発電と原子力発電でほとんど賄っており、風力発電の活躍の場があまりありませんでした。   それは費用対効果に問題かと思われます。前述の発電方法に比べ、設備投資に見合う電力供給量がまだまだなされていないのが現状のよう。ですが、2013年現在では円安政策で火力に対して風力が有利になっています。日本の台風や落雷を前提に設計された国産風車が輸入風車に比べ、以前より割安にもなってきたから。日本でも風力発電に注目され、そして注力しはじめているようなんです。2014年時点では、全国に約2000基もあり、発電能力の合計は約250万キロワットとなっているそうです。  で、そんななか、ヨーロッパのある企業が局所的に注目されていたので、それをご紹介します。その名は“Vortex Bladeless”社。大半の人たちが何をしている会社なのか分からないのですが、提案している風力発電機が実に画期的で合理的なのです。写真を見ていただいたかと思いますが、これ何かわかりますか? 煙突ではありません。これは、風力発電機なのです。驚くことに、この煙突のようなバーがブレード(ハネ)がわりとなり、風を受け、震えることによって発電するシステムなのです。地面に、タバコが刺さっているような絵にしか見えませんが…。   で、この絵をサイトで見つけ出したメンズ・プラス。メールでこの会社に質問を投げました。すると…、ブレードがないことによるメリットは大きく分けて3つあるとのことでした。   まず一つ目として挙げられるのは、ブレードがない分低コストで開発ができる利点があるとのこと。これは先進国および発展途上国の両方で好評を得られることは間違いありませんね。次に二つ目として挙げたメリットが、無音であることなんです。基本的に風力発電機は、郊外に設置されることが多いのですよね。それでも近くに住む農家の方々は、少しばかり音が気になるようです。そして最後のメリットとして…ブレードがないことにより、野鳥が衝突することがなくなるという安全面になります。

我々一般人の疑問としては、ブレードがないままで本当に風力発電が行えるのか? 答えはYes! それを「VORTEX」社は証明してくれているのです。見た目は、まるで美術館にあるオブジェのようでもあります。Vortexはこれまで使用されていた 風力タービンと同じような方法で行いますが、仕組みが違っており、「過度」と呼ばれる渦の回転から生じる空気力学的効果を用いています。Vortexの タービンは従来型の風力発電機から約51パーセントのコストカットを実現でき、それはブレードとサポートシステムが従来型のコストの主要部分を占めるため であるとのこと。   しかし、技術には問題点がつきものであり、風の力が強ければ、渦度によって建物に振動が生じ、崩落事故につながる可能性もあるとのです。   創業者の一人である、デヴィッド・スリオル氏はVortexの画期的なデザインについて、次のように述べています。    「アスパラガスのようで、この方がずっとナチュラルでしょう」とデザイン面では自信を持っている様子です。また、彼ら独自の風力発電の提案について、「従 来の風力タービンを悪く言う気はありません。素晴らしい機械だと思っています。わたしたちはただ新しい、従来とは違ったやり方を提案しているだけなので す」と今後の展開に希望をもたらすコメントをしました。   まだ発展途上ではありますが、Vortexの画期的な未来技術を待ち望んでいる人々は少なくありません。

以上、羽根のない風力発電でしたが、このような設備が近々日本でも目にするようになるかもしれないですね(゜o゜)

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